一人暮らしの風呂掃除頻度とサボるコツ

風呂場を掃除する人の画像 掃除
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仕事や学校からクタクタになって帰宅した夜。「お風呂に入ってさっぱりしたいけど、掃除してからお湯を溜めるのが面倒くさい……」と、シャワーだけで済ませてしまうことってありますよね。

特に一人暮らしだと、自分しか使わない安心感もあって、ついつい掃除をサボりがち。「服の裾が濡れるのも地味に嫌だし、週末にまとめてやればいいか」なんて思っているうちに、気づけばピンク色の汚れや黒ずみが発生して絶望する、なんて経験はありませんか?

この記事では、一人暮らしにおける現実的な風呂掃除の頻度と、できるだけ掃除の回数を減らして楽をするためのテクニックを解説します。

アパートに多い「3点ユニットバス」の掃除術や、汚れの種類に合わせた洗剤の使い分け、さらに2025年最新の時短グッズまで。先輩からのアドバイスだと思って、気楽に読み進めてみてくださいね。

概要

  • 浴槽掃除:理想は毎日だが、平日「流すだけ」でも週末リセットすればOK。
  • 床・壁・排水口:週1回が基本。ただしピンク汚れは見つけ次第即撃退。
  • 3点ユニットバス:シャワーカーテンの乾燥がカギ。
  • 洗剤選び:普段は中性、カビには塩素系、水垢には酸性と使い分ける。
  • 予防:入浴後の「熱湯消毒」と「水気取り」でカビを阻止。
  • 便利グッズ:電動ブラシや防カビくん煙剤で手間を極限まで減らす。

一人暮らしの風呂掃除頻度の目安

一人暮らしの場合、家族暮らしに比べて汚れの蓄積スピードは遅いです。とはいえ、湿気や皮脂汚れは確実に溜まっていきます。

「毎日ピカピカにする」のは理想ですが、忙しい現実はそうもいきませんよね。まずは「これくらいやっておけば大丈夫」という現実的なラインを知っておきましょう。

【場所別:掃除頻度の目安】

  • 浴槽(バスタブ): 毎日(お湯を溜める場合)
  • 床・壁: 週に1回
  • 排水口: 週に2回(ゴミ捨て)、週1回(ぬめり取り)
  • 換気扇・天井: 半年に1回


浴槽は「毎日」が理想だけど…

ぶっちゃけ、毎日洗剤とスポンジでゴシゴシ洗うのは大変ですよね。

理想は「毎日」ですが、平日は「シャワーで熱いお湯をかけて汚れを流し、こすらずに済む洗剤をスプレーして流すだけ」でも十分です。

お湯を抜いた直後の浴槽はまだ温かく、皮脂汚れが緩んでいる状態。このタイミングなら、強い力を入れなくても汚れは流れ落ちます。

ただし、シャワーだけで済ませる日が3日以上続くと、水位線あたりにザラザラした汚れが残りやすくなります。これが頑固な水垢に変わる前に、週末だけはスポンジでしっかりこすり洗いをしてリセットしましょう。

「平日は60点、週末に100点」を目指すイメージでOKです。

綺麗なお風呂の画像

床や壁は週1回の週末掃除でOK

床や壁に関しては、週に1回程度、週末の掃除で清潔を保てます。

一人暮らしで最も気になるのは、床の隅に現れるピンク色のぬめり(ロドトルラなどの酵母菌)でしょう。

黒カビに比べれば落としやすいですが、こいつらは増殖スピードがとにかく速いのが厄介なところ。「まだ大丈夫かな」と思っていると、あっという間に広がります。

週1回の掃除でリセットしつつ、もし週の半ばで見つけたら、そこだけブラシでサッとこすっておくのが賢い対処法です。

排水口は週2回+ぬめり対策

一番触りたくない場所、排水口。

「水が流れにくくなったら掃除する」という人もいますが、正直おすすめしません。詰まってからドロドロの髪の毛を処理するのは、精神的にもかなりキツイですよね。

基本は「髪の毛が溜まったら捨てる」こと。一人暮らしなら週に2回(ゴミの日など)を目安にしましょう。

さらに言えば、お風呂上がりに毎回ティッシュで髪の毛をくるっと取って捨てるのが、一番ぬめりを防ぐ近道です。

また、髪を取るだけでは「ぬめり」や「臭い」は消えません。週に1回は泡タイプのハイターを吹きかけるか、パイプクリーナーを流し込んで、分解洗浄を行うのがベストです。

お風呂の排水口の画像

3点ユニットバス特有の掃除術

一人暮らしの物件でよくあるのが、お風呂とトイレ、洗面台が一緒になった「3点ユニットバス」。

普通の浴室とは違う、特有の悩みどころがありますよね。ここではユニットバスならではのポイントを解説します。

シャワーカーテンのカビを防ぐ

ユニットバス最大の敵、それはシャワーカーテンのカビです。

濡れたまま束ねておくと、内側の湿気が逃げずにすぐ黒ずんでしまいます。

  • 使用後は広げておく: 蛇腹に束ねず、ピンと広げて乾きやすくする。
  • 浴槽の外に出さない: 濡れたカーテンを浴槽の外(トイレ側)に出すと、床が濡れて湿気がこもります。水気を切って浴槽の内側に入れておきましょう。
  • 裾を洗う:一番汚れやすいのは「裾」です。週1回の掃除の際、カーテンの裾も浴槽の壁に押し当ててスポンジで洗いましょう。

どうしてもカビてしまったら、安価なものなら買い替えてしまうのも一つの手です。

トイレ周りと一気に洗うコツ

3点ユニットバスのメリットは、狭いからこそ「全部まとめて洗える」こと。

シャワーを使えば、トイレの便器の外側や洗面台も丸洗いできます。

1. トイレのトイレットペーパーなどを外に出す。

2. シャワーで浴室全体、トイレの陶器部分、洗面台を濡らす。

3. 洗剤で全体をこする。

4. シャワーで一気に流す。

トイレの床が濡れるのが嫌な場合は、トイレ側に水が飛ばないようにシャワーカーテンを閉めて浴槽内だけ洗うか、最後にトイレの床を雑巾でしっかり拭き上げましょう。

「どうせ濡れるなら一気に掃除して、最後に全部拭く」と割り切ると、掃除時間は驚くほど短縮されます。

汚れ別!洗剤の賢い使い分け

「お風呂用洗剤」と書いてあるものをなんとなく使っていませんか?

実は汚れの種類に合わせて洗剤を使い分けると、力を入れてこする必要がなくなります。

普段使いは「中性洗剤」一択

毎日の軽い汚れ(皮脂や石鹸カス)には、中性洗剤(バスマジックリンなど)が最適です。

浴槽や床、壁など素材を傷めずに洗えるので、基本はこれ一本でOK。

最近は「こすらず落とす」タイプのミスト洗剤も優秀なので、平日はこれに頼りましょう。

ピンク汚れ・カビには「塩素系」

床のピンク汚れや、パッキンの黒カビには、塩素系漂白剤(カビキラーなど)を使います。

これらは「菌」なので、中性洗剤でこするよりも、塩素の力で「殺菌・漂白」する方が効果的です。

ただし、酸性洗剤と混ざると有毒ガスが出るので絶対に混ぜないこと。換気も必須です。

ザラザラ水垢には「酸性洗剤」

鏡のウロコ汚れや、蛇口周りの白いカリカリ、椅子のザラつき。これらは水道水に含まれるミネラル分が固まった「水垢」です。

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤(クエン酸スプレーやお風呂用酸性洗剤)で中和して落とします。

「カビキラーをかけたのに落ちない!」という汚れは、たいてい水垢です。汚れの正体を見極めて洗剤を変えるだけで、驚くほど簡単に落ちたりするんですよ。

風呂掃除の頻度を減らす予防テク

掃除そのものを楽にする一番の方法は、「汚れない環境を作ること」です。

お風呂上がりのちょっとした習慣で、カビが生える頻度を劇的に減らせます。

入浴後の「熱湯」と「水気取り」

カビ対策としてよく「最後に冷水をかける」という話を聞きますが、実はこれ、逆効果になるリスクがあります。

冷水をかけると浴室の温度は下がりますが、水分が蒸発しにくくなり、長時間ジメジメした状態が続いてしまうんです。

正解はこちらの手順です。

  1. 50度以上の熱いシャワーをかける
  • カビ菌は熱に弱いため、50度以上のお湯を1か所につき5秒以上かけることで、カビの増殖を抑制できます。(※火傷には十分注意してください!)
  • 飛び散った皮脂汚れを溶かして流す効果もあります。

2. スクイージーやタオルで水気を拭き取る

  • これが最強の予防法です。壁や床、鏡の水滴をサッと拭き取るだけで、カビや水垢の原因を物理的に排除できます。
  • 拭き取りが面倒なら、そのまま換気扇を回しましょう。浴室が温かいうちの方が気化熱で早く乾きます。
スクイージーを使って浴室の鏡の水滴を拭き取る画像

換気扇は24時間「換気」モード

一人暮らしのマンション、窓がないお風呂も多いですよね。

換気扇は「24時間つけっぱなし」が基本です。

「電気代が心配」という方もいるかもしれませんが、通常の「換気」モードなら、1ヶ月つけっぱなしでも数百円程度。カビ取り剤を買うお金や労力を考えれば安いものです。

注意点として、浴室乾燥機がついている場合、「乾燥」や「暖房」モードだと電気代が高くなります。必ず「換気」や「24時間換気」のスイッチを押してください。

また、換気するときは「浴室のドアを閉め、通気口(ガラリ)を開ける」のが効率的です。ドア全開だと脱衣所が湿気るだけで、浴室内の空気がうまく循環しません。

浮かせる収納でぬめり防止

シャンプーボトルや洗顔料の底、すぐにヌルヌルしますよね。

これを防ぐには「床に物を置かない」のが鉄則。

  • タオルバーにS字フックでカゴを吊るす
  • マグネット式のボトルホルダーで壁にくっつける

最近は100円ショップやニトリでも便利な「浮かせる収納グッズ」が手に入ります。

床に物がなければ、掃除のときにいちいち物をどかす手間がなくなるので、掃除へのハードルがグッと下がりますよ。

浴室の壁にマグネットで浮かせたシャンプーボトルやフックにかかった洗面器の画像

週末のリセット掃除手順

平日はサボり気味でも、週末にリセットすれば大丈夫。

すでに汚れてしまった場合も含め、効率的なリセット手順をご紹介します。

1. 全体にお湯をかける: まず汚れを緩めます。

2. 洗剤を塗布: 浴槽、床、壁に中性洗剤をかけます。黒カビがある箇所には塩素系を。

3. 放置タイム(数分): すぐにこすらず、洗剤が汚れに浸透するのを待ちます。この間に排水口のゴミを捨てましょう。

4. こすり洗い: スポンジやブラシでこすります。洗剤が馴染んでいるので軽い力でOK。

5. 洗い流し&乾燥: しっかり流して、最後は換気扇をON。

汚れがひどい場合は、放置時間を長めにとったり、キッチンペーパーで洗剤をパックするのも効果的です。

掃除頻度を下げる便利グッズ3選

掃除道具も進化しています。最新の便利グッズに頼って、楽しちゃいましょう。

こすらず落とす洗剤の活用

もはや定番ですが、「こすらない洗剤」は一人暮らしの強い味方。

浴槽全体にミストを吹きかけ、60秒待って流すだけ。

「本当に落ちるの?」と疑いたくなりますが、毎日の軽い汚れなら十分落ちます。

平日はこれ、週末はスポンジ洗い、と使い分けるのが今の主流です。


防カビくん煙剤の効果

「掃除の回数を減らしたい」なら、これが最強です。

水を入れて浴室に置くだけで、煙(銀イオン)が浴室全体に行き渡り、カビの原因菌を除菌してくれます。

2ヶ月に1回使うだけで、黒カビ掃除の頻度が激減します。「カビが生えてから掃除する」のではなく「カビを生やさない」という発想に変えると、生活が一気に楽になりますよ。


電動ブラシか、柄付きスポンジか

屈んでゴシゴシ洗うのが腰に来る……という方には、道具の導入をおすすめします。

電動バスクリーナー:

最新モデルは軽量化が進み、音も静かになっています。当てるだけで汚れが落ちるので体力は使いません。ただ、一人暮らしの狭い浴室だと置き場所に困ることも。

柄付きスポンジ:

「激落ちくん」シリーズなどの柄が伸びるタイプ。充電不要でサッと使え、フックにかけておけるので場所を取りません。

「ガジェット好きで徹底的に楽したい」なら電動、「手軽さ重視」なら柄付きスポンジを選ぶと良いでしょう。


冬場の掃除と年末対策

これから寒くなる季節、お風呂掃除はさらに億劫になりますよね。

冬場は以下の点に注意すると、快適にお風呂ライフを過ごせます。

結露対策:

外気との温度差で結露が発生しやすく、カビの原因になります。いつも以上に「換気」と「水気拭き取り」を意識してください。

掃除のタイミング:

服を着てから掃除しようとすると、寒くて水仕事が嫌になります。入浴直後、体が温まっていて浴室も温かいうちに、パパッと掃除(または洗剤スプレーだけ)してしまうのが一番負担が少ないですよ。

年末の大掃除で苦労しないためにも、今のうちから「小掃除」の習慣をつけておきましょう。

まとめ:一人暮らしの風呂掃除頻度を見直そう

一人暮らしの風呂掃除頻度について解説してきました。

ここまで読んで、「これならできそう」と思えるテクニックはありましたか?

  • 平日は60点でOK: 浴槽はスプレーして流すだけ。週末にしっかり洗えば問題なし。
  • 予防が9割: 入浴後の「熱湯&拭き上げ」と「24時間換気」でカビをブロック。
  • 道具に頼る: 浮かせる収納や便利グッズで、ズボラでも綺麗な状態をキープ。

一人暮らしの特権は、自分のペースで家事ができること。

「毎日完璧にしなきゃ」と自分を追い込む必要はありません。最新のグッズや賢い手抜き術を使って、無理なく清潔なお風呂を楽しんでくださいね。

ピカピカになった浴室で笑顔を見せる女性

もし、もっと専門的なお風呂の構造やメンテナンス方法を知りたいというマニアックな方は、TOTOさんの公式サイトなども面白いので覗いてみてください。

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