「せっかく自動掃除機を買ったのに、ちょっとした段差で止まってしまう…」
「毎回、本体を持ち上げて移動させるのが面倒…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
ご安心ください。その悩み、実は100均グッズで手軽に解決できるかもしれません。
この記事を読めば、100均グッズを使った「段差解消スロープ」が、誰でも簡単に作れるようになりますよ。市販品との比較や、自作以外の対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ロボット掃除機の段差問題と100均スロープ
まずは、なぜロボット掃除機が段差で止まってしまうのか、そして100均グッズを使ったスロープがなぜおすすめなのかを見ていきましょう。
- 乗り越えられる段差の限界とは?
- 100均グッズで自作するメリット
- 自作スロープを設置するときの注意点
乗り越えられる段差の限界とは?
多くのロボット掃除機は、約2cm程度の段差を乗り越えられるように設計されています。ただし、エントリーモデルでは1.5cm程度が限界の場合や、お使いの床材との相性で乗り越えられないこともあります。

特に、段差の角が鋭角だと、センサーが「これ以上は進めない!」と判断して、止まってしまうことが多いんです。
最新の高性能モデルでは2.5cm以上の段差に対応するものもありますが、多くのご家庭では、ラグマットの厚みや部屋の敷居が障害となりがちです。
100均グッズで自作するメリット
市販の段差解消スロープもありますが、100均グッズでの自作には、それを上回るこんなメリットがあるんです。
- 圧倒的なコストパフォーマンス
市販品は安くても1,000円以上しますが、100均グッズなら数百円で材料が揃います。手軽に試せるのが最大の魅力です。
- 自由なサイズ調整
設置したい場所の高さや幅にぴったり合わせて作れるのも、自作ならではのメリット。特殊な形状の段差にも対応できます。
- 思い立ったらすぐ作れる手軽さ
特別な工具は不要で、カッターや両面テープがあればOK。DIY初心者の方でも、気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントですね!
自作スロープを設置するときの注意点
手軽で便利な100均スロープですが、安全に使うために、次のポイントだけは押さえておきましょう。
* 安定性と耐久性
軽い素材で作ると、本体が乗り上げる衝撃でズレてしまうことがあります。両面テープでしっかり固定する、ある程度の重さがある素材を選ぶなどの工夫が必要です。
* 見た目の問題
手作り感が出てしまうため、インテリアにこだわりたい方には向かない場合も。木目調のテープを貼るなど、見た目を工夫するのも一つの手です。
* つまずきのリスク
スロープを設置することで、逆につまずきやすくなる危険性もあります。家族の通り道になる場所への設置は慎重に検討しましょう。
100均グッズで段差スロープをDIYする方法
それでは、実際に100均で手に入るグッズを使ったスロープの作り方を紹介します。今回は、特に簡単でおすすめな方法を2つ厳選しました。
おすすめの100均材料と選び方
まずは、スロープ作りに使える100均の材料を紹介します。ダイソー、セリア、キャンドゥなどで手軽に購入できるものばかりです。
| 材料名 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| EVAシート(ジョイントマット) | 加工しやすく、クッション性がある。重ねることで高さを調整しやすい。 | メインの素材 |
| カラーボード | 軽くてカットしやすい。強度は低めなので、補強が必要。 | メインの素材 |
| ケーブルカバー(配線モール) | プラスチック製で丈夫。見た目がスッキリするが、低い段差にしか使えない。 | メインの素材 |
| 滑り止めシート | スロープの表面や裏面に貼り、ズレを防止する。 | 仕上げ、安定性向上 |
| 強力両面テープ | スロープのパーツ同士や、床とスロープを固定するために必須。 | 固定 |
| 養生テープ | 賃貸などで床に直接テープを貼りたくない場合の下地として使用。 | 床の保護 |

今回は、この中でも特に加工がしやすく、安全性の高い「EVAシート(ジョイントマット)」を使った作り方と、見た目がスマートな「ケーブルカバー」を使った作り方を見ていきましょう。
作り方①:EVAシート(ジョイントマット)編
最もオーソドックスで失敗しにくいのが、EVAシート(ジョイントマット)を使った方法です。クッション性があり、掃除機のタイヤがしっかりグリップしてくれます。
【準備するもの】
- EVAシート(ジョイントマット)
- カッターナイフ、カッターマット
- 定規
- 強力両面テープ
【作成手順】
1. 段差の高さと幅を測る
まずは、スロープを設置したい場所の「高さ」と「本体の幅よりも少し広い幅」を正確に測定します。
2. EVAシートをカットする
測定した幅に合わせて、EVAシートを複数枚カットします。
次に、傾斜を作るために各パーツの奥行きを変えてカットしましょう。こうすることで、階段状にずらして重ねることができます。
(例:1枚目は奥行き10cm、2枚目は8cm、3枚目は6cm…のように)
3. 階段状に重ねて貼り合わせる
カットしたEVAシートを、奥行きが長いものから順に階段状に重ねていきます。パーツとパーツの間には強力両面テープを貼り、しっかりと固定しましょう。
4. 床に設置して完成
完成したスロープを段差の前に設置します。ズレが心配な場合は、スロープの裏側にも両面テープを貼って床に固定してください。賃貸の場合は、床に養生テープを貼った上から固定すると、退去時にきれいに剥がせますよ。

作り方②:ケーブルカバー(配線モール)編
「手作り感を出したくない」「見た目をスッキリさせたい」という方には、ケーブルカバー(配線モール)を使った方法がおすすめです。1cm程度の低い段差に特に有効です。
【準備するもの】
- 半円状のケーブルカバー(幅が広いもの)
- 強力両面テープ
- のこぎり(プラスチック用)
【作成手順】
1. 段差の幅に合わせてカット
設置したい場所の幅に合わせて、ケーブルカバーをのこぎりでカットします。
2. 両面テープで固定する
ケーブルカバーの裏面に強力両面テープを貼り付け、段差の前にしっかりと固定すれば完成です。非常に簡単ですが、プラスチック製で滑りやすいため、お使いの機種が乗り越えられるか一度テストしてみてください。

作るときのコツと失敗しないポイント
自作スロープで失敗しないためには、いくつかコツがあります。実は、ここが一番のポイントなんです。
- スロープの角度は緩やかに
傾斜が急すぎると、本体が登れなかったり、センサーが壁と認識したりします。私も最初は角度をつけすぎて失敗しました。スロープの長さは、段差の高さの5倍以上確保すると、緩やかになって成功しやすいですよ。
- 床との接地面をしっかり固定する
スロープが動いてしまうと、掃除機も登れなくなってしまいます。これではせっかくのスロープが機能せず、もったいないですよね。床との固定は、強力な両面テープを使いましょう。
- 本体の幅より広く作る
スロープの幅が狭いと、斜めに進入した際に脱輪してしまいます。本体の直径よりも10cm以上は広く作るのが理想です。
DIY以外の段差対策3選
「DIYはちょっと苦手…」「もっと丈夫で安全なものがいい」という方のために、100均スロープ以外の段差対策もご紹介します。
市販の段差解消スロープという選択肢
やはり市販品は、耐久性や安全性、デザイン性の面で優れています。素材も様々で、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ゴム製 | 安定感があり滑りにくい。静音性も高い。 | 重量が大きい。デザインの選択肢が少ない。 |
| 木製 | インテリアに馴染みやすい。加工がしやすい。 | 湿気に弱い場合がある。価格が高め。 |
| プラスチック製 | 軽量で安価。カラーバリエーションが豊富。 | 軽いためズレやすい。耐久性が低いものもある。 |
特にゴム製のスロープは、重さがあるためズレにくく、ロボット掃除機用に適していると言えるでしょう。価格は少し上がりますが、安全性を第一に考えるなら、市販品の購入も選択肢に入れる価値は十分にありますよ。
段差に強い機種を選ぶ
2025年現在、各メーカーの段差乗り越え性能は年々向上しています。もし、お使いの機種が古くなっているのであれば、買い替えを検討するのも一つの根本的な解決策です。
最新モデルの中には、2.5cmの段差を乗り越えられるパワフルな製品も登場しています。
例えば、iRobot社、Roborock社、Ecovacs社といった主要メーカーの公式サイトでは、製品ごとの詳しい仕様が公開されていますので、比較検討してみるのもおすすめです。
部屋のレイアウトを見直す
マッピング機能付きの機種をお使いなら、アプリで「進入禁止エリア」を設定するのも賢い方法です。
段差を無理に越えさせるのではなく、「段差のあるエリアは掃除しない」と設定することで、立ち往生するストレスから解放されます。段差の向こう側は、コードレス掃除機などでサッと掃除するなど、掃除方法を使い分けるのも効率的です。
まとめ:100均スロープで段差問題を賢く解決
今回は、ロボット掃除機が段差を乗り越えるための、100均グッズを使ったスロープの自作方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
- ロボット掃除機は一般的に約2cmの段差が限界
- 100均グッズを使えば、安く・手軽に・ぴったりサイズのスロープが作れる
- EVAシート(ジョイントマット)を使えば、初心者でも簡単に自作可能
- 安全性や見た目を重視するなら、市販のスロープや高性能な機種への買い替えも有効
ロボット掃除機が段差で止まってしまう悩みは、少しの工夫で解決できます。まずは手軽に試せる100均グッズでのスロープ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。この記事を参考に、あなたのお家の掃除機が、隅々までスムーズに掃除できる環境を整えてあげてくださいね。

